こんにちは!オンライン家庭教師『東大コネクト』の編集部長 ”赤 門太”です。本サイトでは、弊社所属の現役東大生講師50名から取ったアンケートをもとに、毎日の勉強や子育てに役立つ情報を発信しています。
はじめに
勉強ができる人は絶対にメモを取るのが上手です。メモを取ることは、ただの記録作業ではありません。授業内容を深く理解し、重要なポイントを確実に押さえるための最強の武器です。実際に、東大生の多くが授業中のメモを効果的に活用しています。メモを取ることで、授業内容をしっかり理解し、後で復習する際にも大いに役立ちます。この記事では、授業中に先生の話を聞きながら重要な部分を効率よくメモする方法を紹介します。この方法をマスターすれば、成績アップは間違いありません。さあ、今すぐ超効率的なメモの取り方を学び、勉強の達人になりましょう!
鉄則一:ノートを区切れ
授業中のメモを効果的に取るための最初の鉄則は、ノートを区切ることです。この方法を取り入れることで、先生の話を効率よく整理し、理解しやすいメモを作ることができます。
まず、ノートの右側5センチの部分を縦線で区切りましょう。この区切りが、メモを取る際の指針となります。左側には先生が板書した内容を、右側には先生の口頭での補足説明や強調したポイントをメモします。例えば、数学の授業で先生が黒板に公式を書いたとします。その公式は左側に書き写し、右側には「この公式は○○の問題で使える」といった先生の補足説明をメモします。
もし、ノートを区切らずにすべての情報を一つのスペースに書いてしまうと、後で見返したときに情報が混在してしまい、どれが板書でどれが口頭の補足説明なのかがわからなくなります。一方、ノートを区切って記録することで、視覚的に情報が整理され、重要なポイントを一目で確認できるようになります。また、区切っておけば、左側に板書を写しながら右側に補足説明をメモするため、効率よく情報を整理できます。区切らない場合、板書を写しながら口頭の説明を聞き逃すリスクが高まります。
この方法を使うと、情報が整理されていて後から見返したときに非常にわかりやすくなります。特に、重要なポイントをすぐに確認できるため、復習がスムーズに進みます。ノートを区切るという簡単な工夫で、授業中のメモが飛躍的に効果的になります。この方法を取り入れて、成績アップを目指しましょう。
さて、次に紹介するのは「全部メモるな」という鉄則です。すべてを書き写すことがなぜ効率的でないのか、その理由を見ていきましょう。
鉄則二:全部メモるな
次の鉄則は「全部メモるな」です。授業中に先生が話すすべての内容をメモしようとすると、重要なポイントを見逃してしまう可能性が高くなります。効率的なメモを取るためには、重要な情報を見極めて、必要な部分だけを簡潔に記録することが大切です。
まず、すべてをメモしない理由について考えてみましょう。授業中に先生が話す内容の中には、試験に出る重要な情報もあれば、補足的な情報もあります。すべてをメモしようとすると、情報が多すぎて混乱しやすくなりますし、メモを取ることに集中しすぎて授業内容を理解する時間が減ってしまいます。例えば、歴史の授業で先生が「鎌倉幕府は1185年に成立しました。そういえば、最近の大河ドラマでもその場面がありましたね。〜という若手俳優さんが将軍役をすっごくリアルに演じていて、あの戦いのシーンは臨場感がすごかったよね」などと説明した場合、「鎌倉幕府 1185年 成立」とテストに出そうな重要な部分だけをメモすれば十分です。メモを取る際には、キーワードや重要なフレーズに絞って書き留めることが重要です。これにより、必要な情報だけを素早く記録し、授業内容を理解する時間を確保できます。
先生が強調したポイントや繰り返し説明した部分は特に注意してメモを取りましょう。試験に出やすい情報や、授業の重要なテーマに関する情報は、後で復習する際にも役立ちます。例えば、数学の授業で「この公式は必ず覚えておくように」と言われた場合、その公式とともに「重要」とメモしておくと、後で見返したときにすぐにわかります。
このように、全部をメモるのではなく、重要なポイントに絞ってメモを取ることで、授業の内容を効率よく整理し、理解することができます。さて、次は「記号を使いこなせ」という鉄則について見ていきましょう。これを使うことで、メモの効率がさらに上がります。
鉄則三:記号を使いこなせ
最後の鉄則は「記号を使いこなせ」です。記号を使うことで、メモを取るスピードを上げ、情報を効率よく整理することができます。ここでは、いくつかの便利な記号とその使い方を紹介します。
まず、代表的な記号として「→」があります。この記号は因果関係や手順を示すのに非常に便利です。例えば、「鎌倉幕府成立 → 武士の台頭」とメモすることで、鎌倉幕府の成立が武士の台頭に繋がることを簡潔に示すことができます。また、数学の授業で「公式 → 問題解決」といった形で使うこともできます。
次に、「※」という記号があります。この記号は、重要なポイントや覚えておくべき情報を強調するのに使います。例えば、歴史の授業で「※ 鎌倉幕府 1185年 成立」とメモすることで、この情報が試験に出やすい重要なポイントであることを強調できます。さらに、「重要」や「試験に出る」といったメモを追加することで、後で見返したときにその重要性が一目でわかります。
また、「&」は関連する情報を結びつけるのに役立ちます。例えば、科学の授業で「酸素 & 水素 → 水」とメモすることで、酸素と水素が結びついて水ができることを簡潔に示すことができます。関連情報を視覚的に整理するのに非常に有効です。
さらに、「?」という記号も便利です。これは、理解が不十分な部分や後で確認すべきポイントを示すのに使います。例えば、物理の授業で「エネルギー保存の法則?」とメモしておくことで、その部分を後で復習する際に確認することができます。このように、自分が理解していない箇所を明確にしておくことで、効率よく復習できます。
記号を使いこなすことで、メモを取る時間を短縮しつつ、情報を整理しやすくなります。メモを取る際に、自分なりの記号を活用して、より効率的なメモを作成しましょう。これにより、授業内容をしっかり理解し、成績アップに繋げることができます。
おわりに
この記事では、成績が上がる超効率メモの鉄則として「ノートを区切れ」「全部メモるな」「記号を使いこなせ」の3つのポイントを紹介しました。これらの方法を取り入れることで、授業中のメモが飛躍的に効果的になり、授業内容の理解度が大きく向上します。メモの取り方を工夫するだけで、勉強の成果が変わることを実感できるでしょう。ぜひ、今日から実践して、成績アップを目指してください。皆さんの学習がさらに充実したものになることを願っています!