こんにちは!オンライン家庭教師『東大コネクト』の編集部長 ”赤 門太”です。本サイトでは、弊社所属の現役東大生講師50名から取ったアンケートをもとに、毎日の勉強や子育てに役立つ情報を発信しています。
はじめに
こんにちは!前回の記事【東大生50人に聞いた!勉強に集中方法 】では、多くの東大生が実践していた集中方法を紹介しました。今回は、その番外編として、人数としては少数派ながら大変ユニークだった勉強方法を紹介します。一部の東大生が受験生時代に取り入れていた方法で、集中力を高めるためのちょっとした工夫です。これらの方法を試してみることで、新たな発見や自分に合った勉強スタイルが見つかるかもしれません。それでは、さっそく具体的な方法を見ていきましょう!
ユニーク勉強法1:音楽を活用する
音楽を聴きながら勉強することで、集中力を高める効果があるという意見がありました。多くの人が「音楽を聴きながらでは勉強に集中できない」と思うかもしれません。しかし、一部の東大生は特定のジャンルやリズムの音楽を活用することで、逆に集中力を高めていたようです。
例えば、クラシック音楽は、リズムが一定であるため、勉強中の雑音を遮断し、集中しやすい環境を作ることができると感じていたようです。特にモーツァルトやバッハの曲は、脳をリラックスさせ、集中力を高める効果があると言われています。勉強前にクラシック音楽を聴くことで、心を落ち着け、集中モードに入りやすくなるとのことでした。
また、θ波と呼ばれる脳波を引き出す音楽を活用して受験勉強をしていたという人も何人かいました。θ波とは、リラックスしているときや、深い集中状態にあるときに出現する脳波のようです。この状態になると、脳が情報を吸収しやすくなり、学習能力が高まることが期待できるとされているようです(諸説あり)。θ波の音楽はYouTubeなどで検索すると、簡単にたくさん出てきます。ぜひ一度試してみてもいいかもしれません!
さらに、音楽を聴くことで勉強のリズムを作ることもできるようです。勉強を始める前に、決まったプレイリストを再生することで、「これから勉強するぞ」という気持ちに切り替えることができるようです。例えば、勉強の開始時に毎回同じ曲を聴くことで、ルーティンとして定着させることができるようです。いわば、勉強のスイッチを入れるということですね。
最後に、音楽を活用する際のポイントは、自分に合った音楽を選ぶことです。リラックスできる音楽や集中しやすい音楽は人それぞれ違うため、いくつかのジャンルを試して、自分に最適な音楽を見つけることが重要です。また、歌詞がある曲は逆に集中を妨げることがあるので、洋楽や歌詞のない音楽を選ぶことをお勧めします。
ユニーク勉強法2:香りを利用する
香りを利用することで、集中力を高める効果があると感じている東大生も結構いました。特定の香りが脳を刺激し、リラックスさせると同時に、集中力を向上させることができるようです。
例えば、ローズマリーの香りは記憶力を向上させる効果があると言われています。勉強中にローズマリーのアロマオイルを使用することで、集中しやすくなると感じる人も多いようです。また、ペパーミントの香りは、気分をリフレッシュさせ、集中力を高める効果があると言われています。勉強前にペパーミントの香りを嗅ぐことで、頭がすっきりして勉強に取り組みやすくなるようです。さらに、ラベンダーの香りはリラックス効果があり、ストレスを軽減するのに役立ちます。勉強中にラベンダーの香りを取り入れることで、緊張を和らげ、リラックスした状態で勉強に集中できるようです。ストレスが軽減されることで、集中力が持続しやすくなります。
香りを利用する際のポイントは、自分に合った香りを見つけることです。人それぞれ、リラックスできる香りや集中しやすい香りは違いますので、いくつかの香りを試してみて、自分に最適な香りを見つけることが大切です。また、アロマディフューザーやアロマキャンドルを使用して香りを拡散させると、効果的に香りを取り入れることができます。
香りを利用することで、勉強の環境をより快適にし、集中力を高める手助けとなるかもしれません!また、勉強のモチベーションもきっと高まるでしょう。自分に合った香りを見つけ、効果的に活用することで、勉強の質を向上させましょう。
ユニーク勉強法3:立って勉強する
受験生時代、あえて立って勉強していたという東大生もいました。実は、いくつかの論文もすでに存在し知っている人も多くいるかもしれませんが、立って勉強することで、体全体が活発に働き、座って勉強する場合よりも集中力が持続しやすくなるようです。
まず、立つことで血流が良くなります。座っていると、血液の流れが悪くなり、特に脚や下半身に血液が滞りがちです。その結果、脳に供給される酸素や栄養が不足しやすくなり、頭がぼんやりすることがあります。一方、立っていると心臓がより活発に血液を送り出し、全身に血液が巡りやすくなります。これにより、脳にも新鮮な酸素や栄養が十分に供給され、長時間の集中が可能になります。
また、立っていることで、エネルギー消費が増加します。座って勉強していると、体が休憩モードに入りやすく、眠気やだるさを感じやすくなります。しかし、立っていると筋肉が緊張し、エネルギーを消費するため、体がアクティブな状態を保ちやすくなります。これにより、眠気や疲れを感じにくくなり、集中力が長く続くのです。
さらに、立ち勉強では、自然に体を動かしやすくなります。座っていると、長時間同じ姿勢でいるため、体が硬直しやすくなりますが、立っていると、軽く足踏みをしたり、体を揺らしたりすることで、筋肉の緊張を和らげることができます。このような軽い運動が、集中力の回復に役立ち、勉強の効率を高めます。
立って勉強することで、血流が改善され、エネルギー消費が増え、自然に体を動かすことができるため、集中力が持続しやすくなります。これらの利点を活かして、立ち勉強を取り入れることで、より効果的に学習を進めることができるでしょう。これは結構おすすめの勉強法で、東大の図書館では、立って作業ができるスペースがあり、かなりの人が利用しています。
おわりに
今回紹介したユニークな方法は、一部の東大生が実践していた勉強の集中方法です。ですが、勉強法に正解はありません。いろいろ試してみて、自分に合った方法を見つけることで、勉強の質を向上させ、より効果的に学習を進めることができるでしょう。ぜひ、自分自身で色々実験してみてください。皆さんの学習がより充実したものになることを願っています。それでは、また次の記事で!