こんにちは!オンライン家庭教師『東大コネクト』の編集部長 ”赤 門太”です。本サイトでは、弊社所属の現役東大生講師50名から取ったアンケートをもとに、毎日の勉強や子育てに役立つ情報を発信しています。
はじめに
大学受験は中学受験や高校受験とは比較にならない時間と量を有する、非常に長い道のりです。上位大学に合格するためには毎日コツコツと努力することが不可欠となります。今回は、そんな大学受験を乗り越えた”受験のプロ”である東大生の多くが実践している「高校生に欠かせない生活習慣3選」を紹介します。これらの習慣を取り入れることで、学力向上だけでなく、勉強をする上で欠かせない健康やメンタル面でも良い効果を得ることができます。それでは、さっそく見ていきましょう!
生活習慣1:十分で質の高い睡眠
睡眠は健康な生活と学習効率の基盤です。毎日確実に8時間以上の睡眠をとることで、次の日の集中力を高め、勉強や部活動などの作業効率を向上させることができます。反対に、睡眠不足が続くと、集中力の低下、記憶力の減退、イライラやストレスの増加など、さまざまな問題が生じます。これらの問題は学習に悪影響を及ぼし、成績の低下やモチベーションの減退につながります。
質の高い睡眠を得るためには、いくつかのポイントに注意することが重要です。まず、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きることを習慣化しましょう。規則正しい睡眠パターンを作ることで、体内時計が整い、自然と眠りにつきやすくなります。
次に、寝る環境を整えることも大切です。寝室は静かで暗く、快適な温度に保つようにしましょう。特に、寝る前の1時間は、スマホなどの電子機器を使用しないようにしましょう。これらの機器から発せられるブルーライトは、脳を刺激してしまい、眠りの質を低下させる原因となります。
また、寝具にもこだわりを持つことが質の高い睡眠を得るためには重要です。自分に合った枕やマットレスを選ぶことで、快適な寝心地を追求しましょう。特に、頭と首をしっかり支える枕や、体圧を分散するマットレスは、深い眠りを促進します。寝室の照明も重要で、完全に暗くすることが理想的ですが、暗闇が苦手な場合は、薄暗い間接照明を使用するのも良いでしょう。
さらに、睡眠前のリラックス時間を設けることもおすすめです。寝る前に軽いストレッチや深呼吸、瞑想などを取り入れることで、心身をリラックスさせることができます。これにより、自然と眠りにつきやすくなり、深い睡眠を得ることができます。
これらの習慣を取り入れることで、毎晩質の高い睡眠を得ることができ、次の日の学習や活動に集中することができます。しっかりとした睡眠を確保することは、長期的な学力向上や健康維持にとって不可欠です。
生活習慣2:勉強日記をとる
勉強日記をつけることは、学習の効率を高めるために非常に有効な方法です。毎日の勉強科目と勉強時間を記録することで、自分の学習状況を客観的に把握し、計画的に学習を進めることができます。また、勉強日記をつけることで達成感を感じることができ、それがモチベーションの維持にもつながります。
まず、勉強日記をつけることで、毎日の学習内容を振り返ることができます。例えば、今日何をどれだけ勉強したかを具体的に記録することで、自分の学習習慣を把握しやすくなります。また、特定の科目に時間をかけすぎていないか、バランスよく勉強できているかを確認することができます。
具体的には、毎晩、ノートやアプリにその日の勉強科目と勉強時間を簡単に記録します。「数学:1時間」「英語:1.5時間」「歴史:30分」といった具合に、シンプルに記録するだけで十分です。この記録を続けることで、勉強日記をつけることが習慣化され、日々の学習の見える化が進みます。
勉強日記をつけることのもう一つのメリットは、達成感を得られることです。毎日勉強日記をつけることで、「今日はこれだけ勉強した!」という実感が得られ、それが明日の学習へのモチベーションにつながります。また、勉強日記を見返すことで、過去の自分の努力を確認し、自信を持つことができます。
勉強日記をつける際のポイントとして、以下の点に注意しましょう:
- シンプルに記録する
- 毎日の勉強科目と勉強時間を簡潔に記録します。複雑な内容は避け、続けやすい形にすることが重要です。
- 毎日続ける
- 毎日の習慣として続けることが大切です。勉強の後、寝る前に数分間時間を取って記録するようにしましょう。
- 定期的に振り返る
- 定期的に勉強日記を振り返り、自分の学習状況を確認します。これにより、学習計画の改善点が見えてきます。
勉強日記をつけることで、自分の学習を管理し、効率的に進めることができます。この習慣を取り入れることで、学習の質が向上し、長期的な学力向上につながります。
生活習慣3:30分以上の運動
適度な運動を取り入れることは、勉強の効率を高めるために非常に効果的です。毎日30分以上の運動をすることで、ストレスを軽減し、集中力を高めることができます。運動をすることで体内で分泌されるエンドルフィンやドーパミンといったホルモンは、気分を高揚させ、モチベーションを向上させる効果があります。これにより、勉強に対するやる気が自然と湧き上がり、学習により積極的に取り組むことができるようになります。
例えば、ジョギングやウォーキングといった有酸素運動は、脳の血流を増加させ、酸素や栄養を豊富に供給します。これにより、脳の働きが活性化され、記憶力や思考力が向上します。また、適度な運動はストレスを軽減し、リラックス効果をもたらします。ストレッチやヨガなどの軽い運動も効果的で、勉強前や勉強の合間に取り入れることで、心身をリフレッシュさせることができます。
さらに、運動は規則的な睡眠リズムを促進し、質の高い睡眠を確保するのにも役立ちます。運動後は体温が下がりやすくなり、自然と眠りにつきやすくなります。適度な運動を日常生活に取り入れることで、勉強の効率が向上し、健康的な生活を送ることができます。
おわりに
大学受験は長い道のりで、毎日の小さな積み重ねが成功の鍵を握っています。今回紹介した「十分で質の高い睡眠」「勉強日記をとる」「30分以上の運動」の3つの生活習慣を取り入れることで、学力だけでなく、健康やメンタル面でも大きな効果を得ることができます。これらの習慣を実践し、充実した高校生活を送りましょう。皆さんの努力が、必ず大きな成果につながることを信じています。頑張ってください!